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●「JTB旅カードJMB」は実質的な改悪! 「とっておき旅情報」の承認率が大幅低下

2015年10月20日
 
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写真投稿だけでJTBトラベルポイントが貯まる「とっておき旅情報」とは? 筆者がJALマイルを効率よく貯める手段として活用を続けているサイトに「とっておき旅情報」という海外旅行の写真投稿サイトがある。 「とっておき旅情報」は、JTBホームページのひとつのコンテンツとして位置づけられており、JTBトラベルメンバー登録(無料)を行い、海外旅行写真とコメントを投稿する事により、1写真あたり50トラベルポイントが得られる。トラベルポイントは、1ポイント1円として、JTBのお店やインターネット予約などで利用できるほか、5,000ポイントを2,500 JALマイルに移行する事も出来る。 月間で得られる最大ポイントは5,000ポイントで、マイルに移行すると2,500 JALマイルとなり、仮に毎月5,000ポイントずつ獲得すれば、年間で30,000マイルが貯まる計算となる。 写真50枚の投稿で2,500 JALマイル! 更に年会費2,000円(+税)のJTB旅カードJMB(JCB)会員になると、1投稿あたりで得られるトラベルポイントが50ポイントから100ポイントにアップする。すなわち、50枚の海外旅行写真を投稿すれば2,500マイルを得る事が出来、そのための手間はあまりかからず、海外旅行の思い出に浸りながらマイルを得られる手段として、筆者のお勧めサイトであった。 この「とっておき旅情報」には、フェイスブックの「いいね!」に相当する「いきたいね!」という投票システムがあり、以前はこの「いきたいね!」一票に付き1トラベルポイントが付与される時代もあった。 投稿した写真が「保留」「非承認」となる サイト開設当時から何度かルール変更がアナウンスされ、その都度若干の「改悪」が重ねられてきたが、2015年8月からは、ルールに表示されず、公式アナウンスもされない「実質的改悪」が行われている。この事をポイ探ユーザーの皆様にお伝えしておくと同時に、今回の「改悪」にどのような対応すべきかを、筆者なりに考察してみたい。 筆者は海外旅行と写真が趣味なので、一昨年来、このサイトに数多くの写真を投稿してきた。もちろん、サイトには投稿基準というものがあり、その基準に沿っていないものは掲載されない(非承認)場合もある。以前は、1ヶ月に50枚投稿して、せいぜい「非承認」となるのは2〜3枚であった。それが、8月からは「非承認」となるものが格段に増え、さらには「保留」という判断がなされたまま何週間も放置されるようになった。 具体的に例をあげると、2015年8月1日(土)〜2015年8月4日(火)にかけて投稿した写真78件のうち、15件が「非承認」、13件が「保留」とされ、この「保留」に関しては、月末の2015年8月26日(水)まで放置されたうえ、全て「非承認」とされた。 非承認の主な理由は以下の通りである 「同様の画像が登録済みのため」 「旅行を喚起させない画像のため」 「とっておきの主旨に沿わないため」 「不鮮明な画像のため」 「権利侵害のおそれがあるため」 「利用規約に反するため」 しかしながら、これらの基準は何れもとても曖昧で主観的であり、全く理解出来ない場合が多い。 例えば「機内食」の写真については、過去に掲載されたものが多数あるにも関わらず「とっておきの主旨に沿わないため」という理由で非承認とされる。公共スペースの写真の一部に絵画やオブジェがあると「権利侵害のおそれがあるため」という理由で非承認となる。 更には、マダガスカル固有種の「インドリ」という幻の猿の写真が「旅行を喚起させない画像のため」という理由で非承認とされた時は、旅行会社としての“センス”を疑いたくなった。 ひとつの写真について、窓口に問い合わせをしてみたところ、10日間ほどして「⇒各記事の非承認理由につきましては、お答えできかねます。」という、コピペしたような一文のみが送られてきた。 再度、JTBの「お客様相談室」という部署にいくつかの質問をしてみたところ、室長名で「最終回答」として送られてきた回答の主旨は以下の通りである。 非承認の理由はサイトの選定基準であり、個別の理由に関しては回答しない。 サイトの運営上の事情により掲載できる件数、掲載枚数が限定される。 「保留」に関しては、掲載枚数が限定されている状況のもと、一人でも多くのユーザの投稿を掲載するための事情による。 何れの回答も質問の主旨をはぐらかしており、その真意を測りかねるが、これらのデータを元に筆者が導き出した結論と今後の対策は以下の通りである。 JTBトラベルポイントを獲得できる承認される写真にするには? まず、とっておき旅情報に掲載された写真数を調べてみると、月ごとに徐々に増加傾向をたどり、2015年5月の約1,200枚から、6月、7月に至っては月間1,500枚前後の数となっている。その増加傾向が8月以降一変し、8、9月は月間約800枚と、前月からほぼ半減している。 JTBからの回答には「投稿件数も増大しており…」との記述があり、相反する数字のようにも思われるが、これは、意図的に掲載件数を制限していると考るのが妥当である。 筆者の推測でしかないが、ここ最近の円高、中国経済の先行き不安などのあおりを受けて、Webサイト運営にかける費用が削減されたのではなかろうか? 「一ヶ月の掲載枚数の削減(半減)」「一人でも多くのユーザの投稿を掲載」という2点を両立させるため、「非承認」や「保留」の判定を増やしていると考える。 では、ユーザーとしてはどう対処したら良いのであろうか? 筆者の経験を元に、具体的な対応策を以下に記したい(これは、「非承認」「保留」の扱いを少なくし、効率的にポイントを得る事を主眼に置いた対応策であり、旅好きな人間が、お互いの写真であり思い出や情報を共有するという、本来のサイト設立趣旨からは逸脱するものである事をご理解いただきたい)。 現在のサイト運営においては、月間総付与ポイントが限られている中、特定のユーザーにポイントが集中する事を避けるため、投稿数の多いユーザーの写真を、何らかの理由により「保留」「非承認」とする運用がなされている(…と推測する)。 筆者の経験から下記のような写真は「非承認」とされる可能性が高い(「」内はサイト側から伝えられる非承認の理由)。 露出アンダー、夜景写真 ⇒「不鮮明な画像」 人が写りこんでいる写真、博物館や美術館内の写真 ⇒「権利侵害のおそれ」 機内写真 ⇒「とっておきの主旨に沿わない」 機内食写真 ⇒「利用規約に反する」 同じ場所で撮った別方向、別アングルの写真 ⇒「同様の画像が登録済み」 同じエリアで撮った写真 ⇒「同様の画像が登録済み」 同じレストランで撮った2皿目の料理⇒「同様の画像が登録済み」 ホテルのバスルーム ⇒「旅行を喚起させない」 街の雑感 ⇒ 「同様の画像が登録済み」「旅行を喚起させない」 では、一体どういう写真が良いかと言うと、固有名詞を上げられるようなもの。例えば、「○○教会」「△△博物館」「□□広場」などと言った写真で、ガイドブックに載っていれば更に掲載される確率は高くなる。投稿するにおいては「タイトル」や「コメント」にも注意を払いたい。 ホテル内の写真などは、異なったエリアを撮影していても、2枚目以降は「同様の写真…」という理由ではねられる。 写真の構図や完成度は関係ないので、自分にとって思い出深い写真だったり、自信作などは投稿しない方が、「非掲載」とされた時の精神的ショックを考えると得策である。 数多くの写真の投稿を考えている方は、月初に投稿した方が、「非承認」の判断の後に追加で写真を投稿できるので、より多くのポイントを得られる可能性が高まる。 [divide style="3"] 繰り返しになるが、筆者が書いているのは、サイトの現状に合わせたポイント獲得のための「対応策」に他ならない。 海外旅行好きで、写真を多く撮る筆者にとって、比較的手軽に月間5,000ポイント(=2,500JALマイル)が得られる「とっておき旅情報」は、なかなか得難いサイトだと今でも思う。 企業側の事情もあるにせよ、サイトの現状が、トラベルポイント登録ユーザーや旅カード会員へのリスペクトを欠くものになっているのが残念でならない。旅先で撮影した思い出深い写真を時間をかけて投稿し、コメントを記入し、数日待った挙句「旅行を喚起させない」などという、理解不能な理由で「非承認」を連発されたユーザーがどんな気持ちになるのか、想像できないのだろうか? ユーザーの声が集まる事により、「とっておき旅情報」が、本来の姿に戻ってくれる事を願わずにはいられない。

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(記事提供者:ポイ探ニュース)

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2015/10/20 16:38:25 | 寄稿記事